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2022年度 第3回

日時

2023年2月

場所

書面開催

出席委員

小島委員、竹内委員、藤本委員、武田委員、古井委員、伊藤委員、堀田委員、冨樫委員、大沼委員、三井委員

審議内容

1.ひまわり一家とこたつでのんびりお正月
2.ひまわりテレビの「取材させてください!」-豊田に SL がやってきた!-

報告

■小島委員
「ひまわり一家とこたつでのんびりお正月 」
①TAK ファーム(株)餅神商店様に関して。
・餅つきをした事が無い子ども達が多い中、餅つきの様子が映像で紹介された事、家族で簡単にできるお餅レシピが紹介された事は良かったと思います。
・古代米でついたお餅の紹介はありましたが、古代米自体がどのようなお米なのかの紹介があれば良かったと思います。
②劇団栞ちゃんのしおり様に関して。
・演劇の雰囲気、内容がよく伝わりませんでした。その他は特にありません。
③日本陰陽会様に関して。
・お正月を背景にしているのであれば、もっと明るい雰囲気で伝えて頂いた方が望ましいと思いました。
・恵方の説明をして頂き、よく理解でき良かったです。
④イオン三好店様に関して。
・店舗紹介は有難く良かったです。
⑤微笑亭さん太様に関して。
・お正月を背景にしているので、創作落語は良かったと思います。
※お正月、こたつを背景にするのであれば、全体的にもう少し落ち着いた暖かい雰囲気が創れれば良かったと思います。やかましい感がありました。笑劇波の顔のドアップは頂けなく思いました。
※テーマが「再スタート」である為、最後に「再スタート」をテーマにした創作落語でまとめた事は良かったと思います。

「ひまわりテレビの「取材させてください!」-豊田に SL がやってきた!- 」
①石川氏と多賀町との交渉状況が一部でも流れれば良かったと思います。
②石川氏の発言の全てを字幕スーパーで流した方が良かったと思います。
③車両がレールに設置される様子が流れたことは良かったと思います。
④偶然ではありましたが、台風の最中の作業風景は、今後、大変な苦労が待ち受ける事であろうと想定される「絵」になったと思います。
※飽食の時代、簡単にものを捨ててしまう昨今、先人が作った、昔に作られたものを大切にし、歴史として残す。昔の姿に近づけることは財産であり、皆のものであるという考えが伝わる番組だと思いました。


■竹内委員
「ひまわり一家とこたつでのんびりお正月 」
テーマの「再スタート」という『始まり/始める』というポイントがただの<お正月情報バラエティ>になっていて伝わってこなかったです。
放送時間帯がどうなのかはわからないが、NHKや民放他局が時間とお金をかけて正月特番を放送している中で、ひまわりの「お正月」に視聴者を引きつけるには勝負にならない貧弱さはぬぐえないと思いました。
コントドラマ仕立てに無理があり、より間延びしてチグハグなテンポ感になっていると感じました。
新しい年にふさわしいこの地域ならではの直球正攻法の情報番組で、リポーターさんが「へぇーっ!」と唸るような…石川昭さんのような…この地域でしか会えないヒト・モノ情報番組を作って下さい。

「ひまわりテレビの「取材させてください!」-豊田に SL がやってきた!- 」
とっても驚きを持って拝見しました…人はそれぞれ本当に多様な価値観を持ち、与えられた限られた時間を自分のこだわりを持って生きたいと願います。
自分の好きなモノ、自分の好きなコト、それは「道楽」と言われ「遊び」とも言われますが、やりたくてもやれないのが現実であると思います。
そんな現実の中に石川さんのような真摯な遊び人が、人の持つ願いや思い、そして可能性をリアルスパイスとして私たちの前に提示してくれます。
石川さんの子供時代、学生時代…何がどうして今の石川さんを今に導いているのかとても知りたくなりました。
「こだわり」の本質、そして石川さんの今の言葉から<社会への愛>を感じます、どんどん人間社会がコミュニティの豊かさを失い、関係性を拒絶する現代に<愛=社会性=誰かの為に>自分を活かす…勉強になりました。


■藤本委員
「ひまわり一家とこたつでのんびりお正月 」
・進行役に WE LOVE とよたサポーターズの笑劇波のお二人を起用していて、正月の明るい雰囲気づくりができていたように思います。
・また、劇団「栞ちゃんのしおり」や落語家 微笑亭さん太さんなど、この地域で活躍している人たちをゲストに呼んだことは、彼らを応援する意味でも、また、地域の人たちに彼らのことを知ってもらうためにも、とてもいいことだと思います。
・劇団「栞ちゃんのしおり」のパートでは、とよた演劇アカデミー(平成30年度からとよた演劇ファクトリーに改称)やとよた演劇バトルのことを取り上げていただいて、これらの事業を主催する豊田市文化振興財団として大変感謝いたします。
・全体として楽しく拝見しましたが、敢えて意見を言うとすれば、番組途中の企業PRが少し長めで中だるみする印象を持ちました。民間放送機関として、企業からの協賛・広告は絶対必要なことは理解していますが、もう少し分散させるなどの工夫ができないものかと思いました。

「ひまわりテレビの「取材させてください!」-豊田に SL がやってきた!- 」
老朽化して動かなくなった蒸気機関車を豊田市に運んできてレストアし、動くように蘇らせるという、途方もないことをやろうとしている方の話でした。私は少し前に噂話を耳にしていましたが、ひまわりテレビで取材していたことは、(申し訳ありませんが)知りませんでした。「地域の方からの情報を基に、ローカルな情報を取材する」という番組の趣旨に沿った題材であったと思いますし、レストアが趣味とはいえ、多額の費用と多くの時間をかけて蒸気機関車を修理しようという石川さんの熱意に圧倒されました。
今後もレストアの状況について取材を続けられるとのことですので、その番組を楽しみに待っています。


■武田委員
「ひまわり一家とこたつでのんびりお正月 」
・正月にふさわしいパフォーマンスと言う点はともかく、地域で頑張ってみえる方々や団体の活動も改めて知ることが出来、新年らしさがしっかり届いたのでないかと思います。
・出演者の紹介が続きすぎることもなく、みよしのお店を紹介していく構成も、飽きが来ないで見やすかったと思います。最後の振り返りで「本日のプレゼントのまとめ」を流してもらった部分も視聴者目線で制作された工夫も垣間見えました。(但し、急にBGMが小さくなったのであれ?と感じました)
・コロナ禍で難しいことを承知で申し上げると、正月特有の沢山の人たちでにぎわう場面(ガチャガチャしている風景や演出)等があると更に良いと思いますね!

「ひまわりテレビの「取材させてください!」-豊田に SL がやってきた!- 」
・企画書を読んで、そう言えばこんな話があったなと新聞、テレビ等で紹介されていたことを思い出しました。インターネットでも改めて確認しましたが、保存状態が相当に悪かったようで、劣化が激しく復元となると想像以上に大変だと思います。時間が掛かってでもレストア出来ると良いですね。
・最近は権利の関係等で難しさは理解できるのですが、大昔D51が元気に走っている映像(画像でも可)等あれば更に良いですね。
・コロナ禍で出かける事が以前より少なくなった現状なので、完成するとたくさんの方が観に行かれると思います。今回の情報発信がきっかけで「応援したい」「見に行きたい」と思う方々が増えると良いですね。私も応援していきたいと思います。


■古井委員
「ひまわり一家とこたつでのんびりお正月 」
笑劇波のおニ人とひまわりの中野アナウンサーの掛け合いが小気味よく、楽しんで拝見しました。会話の一言一言が聞き取りやすく、三者三様のプロの喋りに感心しました。生産者さんなど一般の方がゲストの場面でも、特にお母さんが絶妙なつっこみを織り交ぜながら上手く仕切っていたため、長尺でしたがテンポが良く、最後の落語以外はそれほど長く感じませんでした。笑劇派の活躍をもっと見たいと思いました。

「ひまわりテレビの「取材させてください!」-豊田に SL がやってきた!- 」
石川さんと D51 のことを新聞で知ってからとても気になっていたので、大変興味深く拝見しました。D51 が滋賀県にあることを知って現地まで見に行き、臆することなく町役場へ直談判し、何年もかけて譲渡が実現したという話など、御本人のトークとナレーションから石川さんの情熱や苦労が良く伝わりました。
D51 が運はれてくるという日のシーンで、何人かにインタビューをしていましたが、 石川さんの仲間の方なのか、見物人の方なのかがあいまいだったので、どのような立場で答えているのかを示してもらえると良かった。
また、「レストア」という横文字がキーワードとなり何度も登場しており、だれもが知っている一般的な単語ではないので、最初に補足すると良かったと思います。今後も追跡取材があるとのことでしたので楽しみにしています。


■伊藤委員
「ひまわり一家とこたつでのんびりお正月 」
・オープニング場面で、画面の切り替わりが多すぎて落ち着かない印象を受けた。
・顔面アップを下方撮りする意味が不明であった。
・餅の冷凍方法もせっかくなので紹介するとよいと思った。
・恵方詣でを紹介する際の文字が斜めで見にくかった。
・明知神明宮のパワースポットは知らなかったので参考になった。
・プレゼントのおさらい、前半部分は画像だけでなぜ無音なのでしょうか。コーヒーギフトの内容が番組内では不明であった。

「ひまわりテレビの「取材させてください!」-豊田に SL がやってきた!- 」
・00:18~00:24 あたりの映像ブレがひどく、見にくかった。
・SLの譲渡の話から石川さんの熱意が伝わってきた。
・今後の模様もとても楽しみだと思った。


■堀田委員
「ひまわり一家とこたつでのんびりお正月 」
冒頭から、中野アナウンサーと劇団の方たちが心から楽しんで収録されている様子が伝わり、観ているこちらまで明るい気持ちになりました。お正月のひまわり一家に様々な活動家が来訪するという構成も、ひまわりネットワークのアットホームさが感じられて良かったと思います。お餅の紹介から劇団、占い、落語まで内容が盛りだくさんで、飽きずに最後まで観続けられました。
お餅の食レポの際、質問が的確で、気になる点を全て聞いてくれるのでよく分かりました。ただ TAK ファームのご夫婦を紹介する際、男性の方の体型に関して触れた点は、観ている側からして不快に思う人もいるかもしれないと感じました。またお餅のアレンジレシピですが、珍しい組み合わせなどを紹介していただけるかと思ったら、一般的なレシピだったため、少し拍子抜けしたように感じてしまいました。
日本陰陽会の背景の合成については、全体の構成を考えると、チグハグなように感じたので、特になくても良かったかなと思います。
また全体のテーマである「再スタート」というのも、落語以外では特に触れていなかったように感じました。

「ひまわりテレビの「取材させてください!」-豊田に SL がやってきた!- 」
先人達が築いた歴史的価値を大切に後世に残すという石川氏の信念が強く感じられ、D51 がリストアされた完成形が楽しみになりました。
映像のほとんどが石川氏の単独インタビューだったため、映像全体が少し単調に感じられました。ご家族からみた石川氏や、レストアに協力した仲間達とやりとりしている姿などがもっと見られると変化があって良かったかなと思います。またこれまでに石川氏がレストアしたものの比較画像や、修理して動く様子などがあると、より石川氏の技術が伝わりやすかったのではないかと思います。


■冨樫委員
「ひまわり一家とこたつでのんびりお正月 」
・スタジオのセットは正月の雰囲気をあっさりと醸し出していた。しかし、笑劇波のメンバーの出演ということなのか、あまりにも騒々しい感じを受けた。(正月だからこれくらい賑やかな方が良いと思う人もいると思うが)
・もち神さん達、とよた劇団栞ちゃん、MYTHEL イオン三好店、MOVIX 三好、イオン三好店、日本陰陽会、微笑亭さん太さん等の紹介は落ち着いて視聴できた。
・特に明知神明社と陰陽会の説明は興味深く視聴できた。
・正月のプレゼントの紹介もあるので、60分の尺は必要かなと感じた。
・エンデイングは良かった。

「ひまわりテレビの「取材させてください!」-豊田に SL がやってきた!- 」
・歴史的に価値のあるものを後世に残すことに意義を認めて SL を修理し復元して 豊田において多くの人に見てもらう。そんなスケールの大きなロマンを抱いた人がいらっしゃるとは驚きだった。
・滋賀県多賀町との交渉も並大抵ではなかったと想像できる。
・豊田に運んできて、レールに車輪が乗ったときの感動を想像するだけでわくわくしてくる。
・修理、復元が順調に進むことを心から祈っている。


■大沼委員
「ひまわり一家とこたつでのんびりお正月 」
正月に地元のお餅を取り扱うなど、地域性が強く感じられる独自の正月番組として良かった。
ただ「ひまわり一家」の年齢設定や演技に無理があるように感じられ、出演者とゲストの温度差なども少々居た堪れなかった。
普通に大人 3 名で番組進行して頂いた方が印象も良く、見ていて疲れない。

「ひまわりテレビの「取材させてください!」-豊田に SL がやってきた!- 」
マニアックで興味深い内容で、「この地域の人々の活動する姿を深掘りし伝える」というテーマをしっかり達成できている内容だった。
石川さんだけでなく、周りの協力する方々も多く登場しているのが良かった。
インタビュー中などでカメラの揺れが気になったので、画面固定が決まっている場合は三脚を使うべきだと感じる。


■三井委員
「ひまわり一家とこたつでのんびりお正月 」
オープニングは、あまりお正月番組とは思えない映像で残念。
まず、下山地区の餅神商店のもちつきからスタートしましたが、餅つきは年末にすませてお正月を迎えるものというイメージがあるので、違和感がありました。
お正月のおもちレシピとして、もちきんちゃく、もちチーズベーコンの作り方が紹介されたのは、持て余しがちな使い方として参考になり、よかったと思います。
次に、劇団栞ちゃんのしおりから2人の団員登場、2022年豊田演劇バトル初代王者とのことで、演劇バトルの様子と練習風景が放映されましたが、お正月番組として取り上げるなら、もう一工夫あってよいのではないかと思いました。
今年の開運恵方についての解説では、良い神社があるとのことなので、まず神社の紹介をして、その後で恵方についてもう少し詳しい説明があった方が良かったと思います。できれば、豊田市、長久手市についても神社の紹介がほしい。
豊田市出身の落語家微笑亭さん太さんの創作落語も、お正月らしいテーマのものが聞きたかったです。全体的にお正月感が乏しく、残念でした。

「ひまわりテレビの「取材させてください!」-豊田に SL がやってきた!- 」
オープニングの蒸気機関車(SL)の映像から、わくわくしながら見ました。
豊田市の石川さんはクラシック自動車やバイクをレストア(昔の姿に近づけて改造する)が趣味とのこと、若いときから古いものに憧れがあり、歴史的価値のあるものを後世に残したいとの思いから、SLのレストアを望むようになったとのこと。そこで出会ったのが、多賀町所有のD51。早速多賀町に譲渡を申し入れるも、申し込まれた方は半信半疑でなかったかと思います。
4年にわたる多賀町との交渉の結果、豊田市の土地の購入、SLの移動など夢に向かってぶれない姿をもう少し深く取材してほしかったと思います。今後もどのようにしてレストアされていくのか、その模様を取材するとの事ですので、楽しみにしています。
レストアという言葉が何度も出てきましたが、はじめにレストアという言葉の説明が表示されているとわかりやすかったと思います。また、取材中の石川さんのマスクのかけ方が気になりました。

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