つながりにくいときの対策B-②
無線LAN中継機を利用する

無線LAN(Wi-Fi)中継機とは

無線LAN(Wi-Fi)ルーターから距離が離れた部屋に電波を延伸させることができる「無線LAN中継機」。
2階など離れた部屋の電波改善にお使いのご家庭も多いかもしれませんが、
実は、この中継機の設定が誤っていると、つながりにくさの原因につながってしまいます。
下記に注意点をご案内します。
中継機の種類
中継機には2種類あるのをご存知ですか?


シングルバンド中継機では、図の①中継区間と②エンド区間を、同一の2.4G帯のチャンネルを使用し、中継機が交互に通信を行わなければならないため通信処理に2倍の時間がかかります。そのためPCやスマホでの通信速度は半減してしまいます。


①中継区間と②エンド区間の通信を5GHzと2.4GHz帯の2つのチャンネルを利用できるため、通信速度の低下とならずスムーズにインターネットができます。
おすすめデュアルバンド中継機
ヒント さらに中継機の設定方法で速度が変わる!
①中継区間と②エンド区間を、違う周波数にすることで中継機の送受信負担を軽減でき、高速な通信が可能になります。
中継機での設定内容がわからない場合は、PC・スマホ側で5GHz設定【a】にすることをお勧めします。

※中継機の周波数帯変更方法は購入元の電気店やメーカーにお問合せください。
※当社でも一部のサービスで、TV(STB)に通信双方向機能を持たせるため無線LAN中継機を設置している場合があります。(対応機種:バッファローWEX-300)
これは、あくまで無線LAN(Wi-Fi)ルーターからTVまでの距離が遠い場所に限定し設置している機器のため、中継機経由でのPC通信やスマホでの通信に対してはサポート対象外になります。