つながりにくいときの対策B-①
電波の種類を選ぶ(離れた場所でつながらない編)
無線LAN(Wi-Fi)の周波数は2種類
無線LAN(Wi-Fi)では、2.4GHz帯と5GHz帯の2つの周波数が利用できます。
それぞれの帯域には特性があり、周波数を変更することでつながりにくさを改善できます。
2.4GHzがオススメ
無線ルーターとの距離が遠い場合や天井や壁がある場合は
障害物につよく遠くまで電波が届きやすい特性を持つ2.4GHz帯が有利
2.4GHz 遠い部屋ならオススメ!! |
5GHz ルーターの近くならオススメ!! |
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PCやスマホでの ID名(SSID) |
G aterm-XXXX-g Buffalo-G-XXXX |
A
aterm-XXXX-a Buffalo-A-XXXX |
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距離や 遮蔽物への 対応 |
距離や遮蔽物の 影響を受けづらい |
〇 | 壁や2階の床などの遮蔽物があると 電波が減衰する |
× |
そのほか | 旧PCや海外製スマホ、 ゲーム機で 2.4GHzのみの機種あり |
〇 | 11ac対応機器であれば 高速通信が可能 |
〇 |
電波干渉への 対応 |
チャンネルが重なりあっているため 電波干渉がおきやすい |
△ | 同波数帯域が独立しており、 同じ無線LAN利用の隣家や 機器からの影響を受けにくい |
〇 |
この周波数特性をもとに、お客様のPCやスマホの周波数を設定変更します
周波数の変更手順
1まずは無線LAN(Wi-Fi)ルーターに記載のIDとパスワードを確認する
自宅へ設置してあるWi-Fiルーターの裏面などに記載のネットワーク名(SSID)とパスワード(暗号化キー)を控えておいてください。
バッファロー製の場合(WSR-1166DHP2)
NEC製の場合(WG1200HS3)
2PC・スマホでの周波数を切り替える(5GHz帯→2.4GHz帯)
無線ルータから電波を受信し通信を行う、PCやスマホ側で、
周波数を2.4GHzか5GHzかを選択し切替を行います。
iPhoneの場合
画像をクリックすると拡大することができます。
設定アイコンをタップする
設定→Wi-Fiをタップする
現在接続済みのWi-Fi電波の末尾が【a】の場合、「ネットワークを選択」の中から同じネットワーク名の【g】をタップする
【g】(2.4 GHz)での接続が初めての場合、パスワード欄にルーター裏面の「暗号化キー」を入力し、「接続」をタップする
チェックマークの入ったWi-Fi電波の末尾が【g】に切り替わったことを確認する
これで2.4GHz帯への変更ができました。
androidの場合
「設定」をタップする
「ネットワークとインターネット」タップする
「Wi-Fi」に併記されているWi-Fi電波がルーター裏面のSSIDと同じ、かつ、末尾が【a】であることを確認し、「Wi-Fi」をタップする
「接続済み」と記載のないWi-Fi電波の中から同じネットワーク名の【g】をタップする
【g】(2.4GHz)での接続が初めての場合、パスワード欄にルーター裏面の「暗号化キー」を入力し、「接続」をタップする
接続済みのWi-Fi電波の末尾が【g】に接続が切り替わったことを確認する
これで2.4GHz帯への変更ができました。
Windows10の場合
タスクバー右側のWi-Fiアイコンをクリックする
「接続済み」と記載のあるWi-Fi電波がルーター裏面のSSIDと同じ、かつ、末尾が【a】であることを確認し、「接続済み」と記載のないWi-Fi電波の中から同じネットワーク名の【g】をクリックする
「自動的に接続」にチェックが入っていることを確認し、接続ボタンをクリックする
【g】(2.4GHz)での接続が初めての場合、「ネットワークセキュリティの入力」欄にルーター裏面の「暗号化キー」を入力し、「次へ」をクリックする
接続済みのWi-Fi電波の末尾が【g】に接続が切り替わったことを確認する
これで2.4GHz帯への変更ができました。
Macの場合
メニューバー右側のWi-Fiアイコンをクリックする
チェックマークが入っているWi-Fi電波がルーター裏面のSSIDと同じ、かつ、末尾が【a】であることを確認し、チェックマークのないWi-Fi電波の中から同じネットワーク名の【g】をクリックする
【g】(2.4GHz)での接続が初めての場合、「パスワード」欄にルーター裏面の「暗号化キー」を入力。「このネットワークを記憶」にチェックが入っていることを確認し、「接続」をクリックする
メニューバー右側のWi-Fiアイコンをクリックする