日時
2024年6月
場所
書面開催
出席委員
窪谷委員、藤本委員、鳴釜委員、中條委員、水野委員、冨樫委員、三井委員、児玉委員、吉田委員
審議内容
1.進め!豊田少年家族 #27
2.コウセイラジオ CASE1、CASE4
報告
◆進め!豊田少年家族 #27
窪谷委員
豊田市の市花である「ひまわり」を「豊田ひまわりフェス」において、市内の各地に植える運動の展開をドキュメント仕立てに編成され、とても楽しく視聴できました。この運動が市内全域に展開できるよう引き続き番組を放送していただきたいです。
藤本委員
昨年度の第1回放送番組審議会で「進め!豊田少年家族」の第1回と第2回の番組を拝見しました。あれからもう1年経ったのかと時の流れの速さに驚くとともに、この番組が2年目に入っていることに敬意を表します。今回の番組は4月27日に開催された「豊田ひまわりフェス」の公開収録の前編で楽しく拝見しました。第1回で掲げた3つの企画のうちの「ひまわり畑をつくろう」に基づいて、長い期間をかけてフェスにこぎつけたことが、第28回の放送も合わせて見たのでよく分かりました。ゲストに第1回放送と同じく、電波少年のMCであった松本明子さんと松村邦洋さんを迎えてにぎやかな雰囲気が出ていましたし、会場の盛り上がりも感じられました。また、ひまわり漫才を披露した地元出身の「キャッツ」は、まだ有名ではありませんがテンポも良くおもしろかったです。今後、人気が出てくるといいですね。これからも見ている人が豊田市の魅力を再発見できるような番組作りを期待しています。
鳴釜委員
正直、初めて視聴しましたが内容も良く出来ていて見ていて飽きませんでした。元進め!電波少年のプロデューサーの方が関わっているからだと感じます(世代だったので)。豊田市の花である「ひまわり」に着眼しているところ、それでもって「ひまわり」が何処に咲いているの? という点はその通りだと思うし、市の花なら代表する「ひまわり畑」が欲しいですね。
中條委員
「広域」の繋がりが簡単になり、「狭域」の繋がりが希薄になっていることを感じる一方で、簡単に繋がれるからこそ、時間を使って直接会う繋がりの価値が高まってきているとも感じています。地域密着だからこそ地域の人とつながり、そして単発的なつながりではなく、長期間に渡って何かに一緒に取り組む過程こそが、愛着を持つことに繋がっていくことが実感できる「ひまわりプロジェクトの振り返り」でした。これからもひまわり畑を通じて人と人がつながってWE LOVE とよたが広がっていくことを期待しています。
水野委員
アポなしで取材を申し込んでいる感じが、昔の電波少年を見ているようで良かったです。ひまわりの生育が場所によってあんなに違うとは思わなかったです。ちょうど花火と一緒に写真が撮れるロケーションのひまわりがたくさん咲いていて、偶然ってすごいと思いました。
冨樫委員
大衆受けする画面からの展開ですんなりと映像に入ることができました。中間から、ひまわり畑を一から始めた経緯や苦労、努力の映像に入り落ち着いた雰囲気になり、人を引きつける映像だと感じました。
三井委員
構想から10ヶ月以上をかけて開催したという「豊田ひまわりフェス」の公開収録当日、まずは「ひまわり畑を作ろう」担当の実歩さんの早朝の登場に始まり、新とよパークでのひまわり関連のブースと豊田市出身タレントによるパフォーマンスの紹介。中でもおいでんまつりの日に、ひまわりのいっぱい咲くひまわり畑越しに花火を見るというお父さんの夢がなかなか叶わなかったが、最後にひまわり畑HANABI-Iで叶った場面は感動的であった。昨年は夢が叶った場所が一カ所であったが、年を重ねるごとに場所が増え、毎年その様子が放送されることを願っています。
児玉委員
もともとの番組イメージもあるので仕方がないかもしれませんが、切り替えが多い場合はカメラの動き又はブレを少なくしてもらえると見やすいと思います。「豊田市の夏をひまわりでいっぱいにしたい」のシーンでは、画面の文字とひまわりの色が被っていたので、次回から変えると読みやすいかもしれません。番組そのものはとても面白く楽しむことができました。
吉田委員
豊田市の花「ひまわり」にスポットを当てたテーマは非常に良いことと思います。地域に一体感を求めることは今の時代は大変難しいことですが、それが市の花であれば無理はないものと感じました。ステージイベントで紹介された各地域でひまわり畑をつくる苦労が伝わり、そして祭り当日には広大なひまわり畑に一斉に開花したひまわりが咲いたことには感動もありました。番組全体を初めて見るものとしては、「進め!豊田少年家族」がどこまでシリーズ化されているのか分かりませんが、出演者の構成が企画書を見るまで理解できなかったこと、番組最初のパロディーにざわつき感を覚えました。今後こうした番組や地域イベントを通して、豊田市内に夏になると「ひまわり畑」が各所に見られるようになることを期待しています。
◆コウセイラジオ CASE1・CASE4
窪谷委員
「CASE1」若い時に犯罪に手を染めてしまった青年が、いかに更生したかが過去のふり返りから更生できたきっかけ、そしてその後の生き方が時系列にまとまっていて良かったです。更生には家族も含め善い人との出会いが大切であると感じました。現在は、更生に向けて努力している若者の支援をしている主人を見てみたいと思いました。
「CASE4」若い時に犯罪に手を染めてしまった青年が、自分と同じ境遇の青年を更生させるために支援団体のトップとして活躍していることに感銘しました。引き続き番組をブラッシュアップしながら継続していただくことを期待しています。
藤本委員
この番組は、毎週火曜日の夜にエフエムとよたで放送されている番組を映像化したものということですが、今回見るまでは全く知りませんでした。調べてみると、ラジオ番組を企画したのは中日新聞の記者さんで、罪を犯した人たち自らが発信するラジオ番組を大学院のときに研究していたことから、自身でも取り組みたいと思い立って名古屋刑務所と協力して番組を制作したことのあるエフエムとよたに企画を持ち込んだということでした。テーマが「非行や犯罪防止を考えるきっかけづくり」となっていて重たい内容で楽しいものではありませんが、社会に訴えかける意義は大きいと思います。ラジオ、新聞とテレビが連係している点がすばらしいと思いますし、それが高く評価されて、第61回ギャラクシー賞の報道部門・選奨を受賞されたのだと思います。硬派の番組は視聴率の面で苦戦するかも知れませんが、それを伝えることも報道機関の使命であると思います。
鳴釜委員
分かりやすい構成内容となっていました。時間も長すぎず、短すぎず丁度良かったです。今苦しんでいる方へのメッセージとしては非常に良いと思うので、いかにこの番組を周知できるかかがポイントではないかと思います。
中條委員
「CASE1」CASE1と4共通のこととして、テーマである「非行や犯罪防止を考えるきっかけづくり」をして、視聴者にどういうなってほしいのかという意図はありますか?「考える」までが意図だったのでしょうか?「進め!豊田少年家族」の企画書には、「強力な地域コミュニティを形成していく」と意図が示されていたので気になりました。非行や犯罪は自分とは遠い世界のことと思っていましたが、それは知らないからで、知ると明日は自分も非行や犯罪をする可能性のある近い世界だと理解しました。誰でも非行や犯罪をする可能性があるので、今の出演者だったら非行や犯罪をしていた頃の自分にどんな言葉を掛けてあげたいのかを知りたいと思いました。CASE1は、顔出しが出来ないインタビュー映像でしたが、単調に感じることはなく、映像の切り替えやバリエーションの工夫がされていました。YouTube概要欄に「人生のターニングポイントを探求」と記載されているので、時間に限りはありますがターニングポイントをもっと深掘りした内容を聞きたかったです。
「CASE4」色紙に書かれた「自分と未来は変えられる。でも、一人では変えられない」にどんな思いが込められているのかを聞きたかったです。CASE4以外の1~3も10分と限られた時間では伝えられることも限られるので、2回3回と複数回にして、じっくり聞きたい内容でした。
水野委員
どんな内容なのか興味がありました。ラジオっぽい雰囲気が良かったです。でも、映像にするのならもう少しスタジオ以外の映像などを入れた方が単調にならないような感じがしました。逆に敢えて単調にすることで、内容の誠実さなどは伝わるのかもしれないです。内容はすごくリアルで、テレビドラマの中ではなく、こんな世界も本当にあるのだと感じました。ケース1も4も再非行防止サポートセンターの方で、内容的には似ているような感じがしました。
冨樫委員
こういう番組が組まれていることに半分驚くとともに、半分心から称賛したい気持ちがわき起こりました。名古屋刑務所の視察委員をやった時のことをおもい出します。周りに助けてあげる人はいなかったのか、話しを聞いてくれる人はいなかったのかとか‥‥‥でも自分はなにもできないでいる。この番組に出演してくれた方は立ち直って更正の道にたどり着き、更に他の人も救おうとする気持ちになっている。世の中そううまくいくことばかりでは無いけれど、希望は捨ててはいけないと自分に言い聞かせました。
三井委員
「CASE1」「非行や犯罪防止を考えるきっかけづくり」コミュニティラジオ局「エフエムとよた」内の番組を映像化したものということで、とても興味を持ちました。パーソナリティーの小林拓一郎さんの話し方は重くならず良かったです。NPO法人再非行防止センター愛知副理事長竹尾さんへのインタビューでは、自分が犯罪者だったからこそ伝えられることが多く、保護観察中の少年と友達のように交流できることもわかる気がしました。「CASE4」パーソナリティーのイレーネさんの落ち着いた話し方が良かったです。NPO法人再非行防止センター愛知理事長の高坂さんへのインタビューで、国内どこでも立ち直れる組織作りと10年後には海外の子ども達と関わることを目標にしていると述べられたことにエールを送りたいです。なかなかラジオを聴く機会がないので、こういった番組がこれからも増えていって欲しいです。
児玉委員
「CASE1」とても参考になりました。また、きれいにまとまっていると思います。SDGSとの関連を示されるのであれば、何かもう一工夫ほしいところです。
「CASE4」とても参考になりました。また、きれいにまとまっていると思います。緊張しているゲストを上手くリードされていました。10分という尺も丁度良い時間だと思います。
吉田委員
「コウセイラジオ」最初は何のことだろうと意味がわかりませんでしたが、この言葉に関心を持ちました。番組の構成がとても見やすく、又聴きやすかったです。パーソナリティーの存在が大きいこともありますが、カメラアングルやスタジオのイメージも非常に良かったと思います。番組の展開が簡潔で、この番組の意義もよくわかりました。特に少しでも多くの若者に視聴してもらい、より良い社会に役立ててもらいたいです。せっかく良い番組であっても、テレビやラジオ、新聞などに目を向けない若者も多く、こうした番組を見てもらう機会をつくることが難しい時代だと思います。大変かとおもいますが、非常に重要なテーマでありますので一人でも多くの若者に発信されることを期待しています。
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